ふくらはぎは緩めて「脱!ししゃも脚!!」 - NicoTimes(ニコタイムズ)    
ふくらはぎは緩めて「脱!ししゃも脚!!」

ふくらはぎは緩めて「脱!ししゃも脚!!」

  • 丹澤彩
    2022.08.08
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胸や背中、お尻といった大きな筋肉は鍛えれば効果がわかりやすく、不調や異常もわかりやすいですよね。しかし小さめの筋肉、たとえばふくらはぎについては放置されがち。ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれるほど大切な筋肉なので、毎日しっかりケアをすることがおすすめです。ここではふくらはぎの筋肉構成、簡単なストレッチ方法や注意点などを紹介していきます。

ふくらはぎの筋肉とは?

ふくらはぎの筋肉は、腓腹筋とヒラメ筋で構成される下腿三頭筋です。

腓腹筋とは?

腓腹筋(ひふくきん)はふくらはぎの外側と内側についている筋肉で、ふくらはぎの一番太い場所にあります。膝関節にまたがっており、つま先を伸ばしたり膝を曲げたりするときに使っています。疲労しやすい筋肉であり、強烈な痛みを伴う腓腹筋の痙攣が「こむらがえり」です。

ヒラメ筋とは?

ヒラメ筋は膝の外側から足首の内側にかけて斜めに覆っている筋肉で、つま先を動かすときに使います。つま先の動きにはヒラメ筋が大きく影響するため、歩く際によく使われます。歩くことが多い方はヒラメ筋の疲労がたまりやすくなるため、マッサージやストレッチが必要です。

ふくらはぎがだるい原因は?

そもそもふくらはぎがだるくなる理由はなんなんでしょうか?

それは足の静脈の血行不良であると考えられています。血行が悪くなると足の静脈が広がってしまいます。すると血液が逆流してしまうことがあるのです。

こうして血行が悪く血液が逆流すると余計な水分が血管から染みだし、周囲の細胞の新陳代謝を悪くして、足の疲れ、だるさ、むくみ、夜中のこむら返りなどを引き起こすのです。そしてさらに辛い状態になることも……。

この血行不良の原因は2つ考えられます。「運動をしすぎたため」そして「同じ体勢でいてふくらはぎを動かさずにいたため」です。

【原因1】同じ体勢でいてふくらはぎを動かさずにいたため

同じ体勢でいてふくらはぎを動かさずにいた場合、ふくらはぎや足がだるくなります。長時間の立ち仕事をしている方など、慣れているつもりでも疲労が蓄積していることもあります。ふくらはぎの筋肉がこわばって硬くなっている状態に。またハイヒールをよく履く女性は、ふくらはぎの筋肉が縮んでしまいがちです。このような人は痛みを感じたり、つったりすることがあるかもしれません。

【原因2】運動をしすぎたため

運動をしすぎて脚の筋肉が疲労した場合、血液の循環が悪くなりふくらはぎや足がだるくなります。血液の循環が悪くなると、筋肉に栄養が届きづらく、老廃物を回収しにくくなるため、疲労が回復できず、筋肉が突っ張ったり、だるさや重さを感じたりします。
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