産後ママたちの間でよく話題に上がるのが「産後ダイエット」。その中でも上位に入ってくるのがお尻のこと。久しぶりに自分の後ろ姿を見て驚愕!産前の時より大きくたるんでしまったお尻。「私こんなにお尻四角かったっけ?」最初は見てみぬふりをしていたママたちもとうとうできなくなってきたお尻、ボリュームのあるプリッと引き上がったお尻になりたい!
そもそもなんでお尻がたるんでしまったのか、その原因は大きく分けて2つ!
まずは「運動不足」によりお尻の筋力がお衰えてしまっていること。お尻の筋肉が衰えるとその脂肪を支えられず脂肪が下の方に垂れ下がり、結果四角い元気のないお尻に。
2つ目はお尻のこり。お尻もこるものだとご存じですか?肩や腰がこる感覚は経験があるとおもいますが、お尻も実はこるんです。お尻には大小さまざまな筋肉が存在していて、身体に大きな影響を与える隠れた重要パーツなんです!
それでは、お尻がこる主な原因はいったい何なのでしょう?
いくつか見ていきましょう。
① 床に直接座ったり、背もたれにもたれるように座ったりするなど、お尻のトップが潰れてしまうような座りかたをする。
→骨盤が後ろに傾くことで、からだ全体の血流が歪みの影響を受けます。その影響は全身に及びますが、血液の流れがとくに妨げられているお尻がこりやすくなります。
② ソファや椅子に長時間同じ姿勢で座る(座面が硬いものほど要注意!)
座っている間は、お尻のなかを通っている血管が潰されています。血流の悪化によってお尻のこりが進行していき、代謝も落ちることから、脂肪たっぷりの形が崩れた大きなヒップになってしまいます。
③ 大臀筋(だいでんきん)や中臀筋(ちゅうでんきん)などの大きな筋肉が硬くなる
大きな筋肉が硬くなり筋肉としての機能を果たせなくなると、お尻の他の筋肉にも負担がかかるようになり、お尻全体にこりが広がります。
血のめぐりが悪くなり、冷え・むくみの症状が重なってくると、お尻の皮下組織の内側にある脂肪細胞が血液中の老廃物を溜め込みやすくなります。
このように脂肪細胞が老廃物を溜め込み、大きくなったものを「セルライト」といいます。セルライトの特徴は肌のデコボコですよね。
セルライトをそのまま放っておくとますます老廃物を溜め込みやすくなり、ウエストや下半身に脂肪が溜まり、いわゆる下半身太りといわれる状態になるので要注意です。
また、筋肉が硬くなるとお尻に張りがなくなってしまうので、扁平尻や垂れ尻といった日本人特有のヒップラインが見事完成してしまうのです…