ヨガのレッスンで頻繁に登場する「キャット&カウ」。何度もやったことがある方も多くいらっしゃるはず。しかし、なんとなくポーズをとるだけではもったいない!簡単にできるのに、実はたくさんの効果がある奥深いポーズです。この記事では、改めてキャット&カウの効果をおさらいしつつ、さらにポーズの効果を高めるバリエーションをご紹介します!
ヨガをはじめたばかりの方でも、猫のポーズに触れたことのある方は多いのではないでしょうか?
四つん這いで行うこのポーズは、吐く息とともに背中を丸め、吸う息とともに背中を反らせます。背中の柔軟性が高められると同時に、呼吸と動作が一体となっているのが大きな特徴です。
さまざまなポーズの前のウォーミングアップや、ポーズ後の体を整える目的で行われることの多い、初心者から上級者にもおすすめのポーズです
自律神経が整えられ、リラックス効果やストレス解消効果
背中から首にかけての筋肉をほぐし、首こりや肩こりの軽減
背中や腰の筋肉をほぐし、腰痛の軽減
背中の柔軟性のアップ
体幹の筋力のアップ
内臓の働きを活発化
・四つん這い姿勢になります。
・手首は肩からまっすぐ下、膝は腰からまっすぐに下の位置になるようにセットします。
・足は肩幅ほど開き、手のひらはしっかりと床を押します。
・息を吸いながら天井へ向けるような感覚で尾骨を持ち上げ、同時にお腹は下げていきます。
・肩甲骨を下げ、鎖骨を広げるイメージで背中を少し反らしていきます。
・今度は息を吐きながら、尾骨を内側に丸めこむイメージで恥骨を持ち上げていきます。
・背骨ひとつひとつを動かすようにして、背中を高く上げていきます。
・下腹部に力を入れて力を入れながら持ち上げます。
・頭頂部も内側に丸め込み、視線はおへそに向けましょう。
交互に繰り返します。
とにかくこのポーズは万能でどこに意識をするのかで全然違う効果を感じることができるんです。今回は2つの悩みに合わせてどこに意識を向けたらいいのかをお伝えします。
背中を伸ばす際は「尾骨を持ち上げること」、「鎖骨を広げること」を意識しましょう。
背中を丸める際は「尾骨を丸め込むイメージで」「恥骨を引き上げて」「背骨ひとつひとつを動かすように」を意識してください。
特に丸める際は、尾骨を丸め込むことで骨が自然と流れるように動くことを目標にしましょう。