突然ですが、お子さんの後ろ姿をじっくり観察してみたことありますか?
猫背気味だったり、肩甲骨の高さが左右違ったり、姿勢が崩れてしまっているお子さんが増えています。
子どもにとっての姿勢は、身体と心の土台づくりにつながっていきます。
そしてはやいうちにアプローチすることが大切なんです。
そもそも姿勢が悪いとどんな影響があるのか、最後には姿勢を改善出来るヨガのポーズもご紹介します★
姿勢が悪い子が増えている原因は、現代の環境が影響しているとも言われています。
昔に比べて道が平坦に整備されていたり学校や公園の遊具の種類が変化したことによりバランス力を養う機会が減少してしまったり、テレビゲームをする子が増えて日常生活で受ける刺激が少なかったりなどの様々な要因が姿勢の崩れにつながってしまっていると考えられます。
人間の身体は脳からの指令を受けてコントロールされています。
脳からの情報を伝達する神経回路をスムーズにすることが大切ですが、不安定な崩れた姿勢は神経回路を圧迫し、脳からの情報伝達がスムーズに行えなくなってしまい身体の機能を衰えさせてしまう可能性があります。
夜ぐっすり眠れなかったり、すぐ疲れてしまう子どもが近年増えているのも姿勢が崩れてしまっていることが影響していると考えられます。
人間の体内には数多くの神経が存在していますが、その中でも自律神経は内臓の働きを調整する役割を持っているとても重要な神経系です。
自律神経は呼吸を整えることでバランスをコントロールすることが出来ますが、姿勢が崩れてしまうと呼吸が浅くなりやすく自律神経のバランスが乱れ、心が不安定になってしまうことがあります。また臓器の働きなども低下してしまうことがあります。
姿勢を整えることは身体だけでなく、呼吸が深まり心の安定にもつながっていきます。
身体がかたくてしゃがめない、長時間椅子に座っていられない、背中を上手に丸められない、そんなお子さんが年々増えてしまっています。その原因は「姿勢」が影響しています。
不安定な姿勢をとり続けることによって身体の可動域が狭まり、歩き方・走り方・立ち姿勢などの日常生活にも影響が出てしまったり、運動能力の低下にもつながってしまいます。
長時間椅子に座っていられないのも集中力などの心の問題だけでなく〈椅子に座る姿勢に痛みや負担を感じている〉可能性があります。
柔軟性を高めバランスの良い筋肉をつけ姿勢を整えることで、毎日心地よく過ごせる健康な身体を手に入れることが出来ます。